障害年金の受給事例
こちらでは実際に、障害年金を既に受給した方々を紹介しております。
障害や病気によって普段の生活も困難だったなか、障害年金を受給してからは大きく生活を変えてこられた方々の話です。
障害年金をお考えなら、当事務所にご相談ください。
障害年金の受給へ向け、全力でサポートいたします。
症状別受給事例
肢体の障害による請求事例
Mさんは10年前にパーキンソン病を発病、現在まで徐々に進行し、 昨年8月に身体障害者手帳4級を取得しました。
ご連絡いただいた際 「パーキンソン病を患ったが、障害厚生年金は受給できないでしょうか。」 というご相談でした。
パーキンソン病は、肢体の機能障害で、年金の請求ができます。
パーキンソン病は中枢神経系の疾病です。
注意しなければいけないのは筋力や四肢関節運動領域の障害をみる のではなく、痙直、不随意運動、失調、強剛、振せんなどによる諸動作 の巧緻性、耐久性、速度などの障害から判断されるという点です。
診断書記載の日常生活動作における障害(つまむ~片足で立つ、階段 の上り下り)の可・不可のみで判断していては、障害によって受けている 日常生活の弊害を伝えるのが困難である病気といえます。
発病して10年が経過してMさんも、薬が効かなかったり、効いたとしても 時間がかかるといういわゆるウェアリングオフが度々起こり、それが原因 で日常生活を送る上でに著しい制限を余儀なくされている状態です。
階段の上り下りや片足立ちなども、十分に薬が効いている状態であれば 問題なくできるので判定としては軽く見られたので、診断書の作成が複雑で困難だったようです。
申請は複雑でしたが、最終的には障害年金を受給でき、Mさんも、Mさんを 補助していた周りの家族にも喜んでいただけました。
がんによる請求事例
Sさんのお兄さんから、「Sが癌だが、障害年金は癌でも受給できるのか?」 と連絡がありました。
Sさんは、乳がんで、症状として両手のしびれ・呼吸困難・腰痛 などがみられていました。
また、Sさんは左乳房に腫瘤房があったため切除術を施術しました。 その後、抗がん剤の投与と放射線療法実施を行っていましたが、 骨に転移が判明してしまいました。
障害年金の受給の可能性が高いことがわかりました。 また、条件としての保険料納付要件も満たしていました。
その後、医者の診断書を取得されました。
病歴・就労状況等申立書の項目についてしっかり確認され、必要書類の確認をした上で 年金事務所に提出した後、見事受給に至ることができました。
心疾患による請求事例
梗塞後狭心症
Dさんは、20年前に狭心症を患い、15年前にバイパス手術を実施しました。10年以上の社会的治癒があった後、約5年前に再び狭心症が再発し、再度バイパス手術をして、現在に至っているというご相談を受けました。
医師から診断書を頂いたところ、「現在は軽微ではあるがいつ何時心不全をきたすか予知できないため、日常生活においても注意が必要であり、日常生活に著しい支障をきたしているため、労働できる状態ではない。」という診断でした。
ご自身の申立でも、日常的な家事をするにも息切れや胸痛があるために動けなくなりつらい状況にあるということでした。
障害厚生年金を請求した結果、2級に認定されました。
労働ができない、ということは日常生活において金銭的にも、精神的にも追い詰められます。
少しでも家計の負担を減らすことができた、と少し安心しておられるようです。
精神疾患による請求事例
Hさんの母は、長年つづけてきたパートと家庭の両方で、常に働きまわっていたそうです。10年前から、感情の起伏が激しくなったり、衝動的な行動が増え、とうとう家族以外の人と話すことにも度々恐怖心を見せるようになり、Hさんが精神病院へ連れて行き、通うことになりました。
精神病院では情緒不安定性人格障害と診断されました。診断書をもらうにしても、 症状の起伏が激しいために症状が見えづらく、担当の医者も苦労したようです。
診断書を頂いてから、年金記録の確認をし、受給資格があることを確認しました。
初診日もわかっていたため、書類作成後年金事務所に提出しました。 何度か病状の部分で質問を受けましたが、すべて対応し、結果、障害年金受給に至りました。
うつ病で障害年金を受給できたケース
相談者様の状況
相談者:女性(20代)
傷病名:うつ病
決定した年金種類と等級:障害厚生年金3級
年額:58万円
相談時の相談者様の状況
生活のため働きたいけれど体がついていかず、お困りのところ私のHPをご覧くださり受任することとなりました。
相談から請求までのサポート
うつ病等の精神疾患に対する障害年金の裁定が大変厳しくなってきているため、ご本人様の日常生活に不便を感じていること等詳しくヒアリングをしました。
医師にご本人様の現状を正しく理解していただくよう努めました。
結果
障害厚生年金3級の受給が決定しました。
病院に通う費用のため働き症状を悪化させてしまっていたのですが、金銭面での保障を受け治療に専念できるとお喜びいただきました。
人工透析で障害厚生年金2級を受給されたケース
相談者様の状況
病名:人工透析
受給した年金:障害厚生年金2級
相談者様の年間受給額:120万円
性別:男性(40代)金沢市
お会いした時の状況
以前、ご自身で請求なさった際不支給となり、その後、症状が悪化していました。
その事を年金事務所に相談しても、受給できないことを聞かされて、年金はもう受け取れないのではないかと、悲嘆にくれた状況でお会いしました。
年金を受給できないことをお姉さまに相談され、お姉さまから当センターにご連絡を頂きました。
センターが対応した事
過去に相談者が申請なさった書類を年金事務所から取り寄せました。
相談者様やお姉様に当時の病歴等を詳しく伺いました。
相談者様が30年前から病院にかかっており、30年前から順番に慎重に、病歴を確認していきました。
当センターでは、何十年前の病歴でもじっくり時間をかけて、ヒアリングしています。
30年前の病院には、カルテが残っておらず、初診証明を取得することができませんでした。
そのため、過去に保険会社に提出した証明書を取り寄せ、初診証明にすることができるか検討しました。
他にもお医者様に直接連絡をして、証明を頂こうとしたり、初診証明の代わりになるものが見つからないか、検討しました。
その結果、初診の証明を取ることができました。
結果
その結果、障害厚生年金2級の受給につながりました。
年間120万円の障害年金を受け取ることができました。
最後に
また、相談者が障害年金を申請しても、うまく受給できませんでしたが、30年前の初診日をとることができ、無事に厚生年金の受給につながりました。
当センターでは、何十年前のカルテが存在していない相談者でも、親身に対応して、初診証明を取れるよう、鋭意努力させていただきます。
難しい案件や、相談者が申請した案件でも、お気軽にご相談ください。
筋緊張性ジストロフィーで障害年金を受給できたケース
相談者様の状況
相談者:男性(40代)
傷病名:筋緊張性ジストロフィー
決定した年金種類と等級:障害基礎年金2級
年額:78万円
相談時の相談者様の状況
当初はご家族の方が申請手続きをなさっていましたが、年金事務所で難しいと言われたことを聞き、不安を感じお電話下さいました。
障害者手帳2級をお持ちで日常生活に大変な不便を感じており、治る病気でもないので今後のことを考えると不安になるとのことでした。やれることは全てしたいとおっしゃり受任いたしました。
相談から請求までのサポート
初診日が20年前でカルテの記録も残っておらず、ご本人様の記憶も曖昧な状態でした。
ご家族に当時のお話を伺ったり、過去に行かれた病院に問い合わせをしたりと何とか書類を作成致しました。
結果
障害基礎年金2級の受給が決定しました。 先行きに不安を感じておられた頃に受給が決定し一安心しておられました。
脳出血で障害年金を受給できたケース
相談者様の状況
相談者:男性(40代)
傷病名:脳出血
決定した年金種類と等級:障害厚生年金2級
年額:158万円+遡及分
相談時の相談者様の状況
障害者手帳2級をお持ちで障害年金という制度があることは、ご存知でしたが知人から受給しても大した額ではないから意味がないと言われ手続きをしていなかった方です。
偶然私のHPをご覧になりお電話いただき受任することとなりました。
相談から請求までのサポート
脳出血での障害認定日は6ヶ月ですが、リハビリに通ってらっしゃると症状固定と認められにくいのが現状です。
ご本人様は症状としては当初から大して変わっていないとおっしゃられたので何とか認められるよう尽力いたしました。
結果
障害厚生年金2級の受給が決定し、約5年分の遡及も認められました。
もう仕事ができる体ではなくなり先行きに大変不安を感じておられましたが、金銭面での保障を受けることができ安心できたとお喜び下さいました。